高梁市(たかはしし)は、岡山県の中西部
中国山地へ続く高原への入り口に位置する山間の古都です。
鎌倉時代から備中の国の中心として栄えた城下町は
江戸の風情を今に残しています。
高梁市のシンボルでもある「備中松山城」は
標高430mの臥牛山(がぎゅうざん)の頂上に建設されている
日本で最も高所に残る現存天守閣です。
春と秋には、朝霧の雲海に天守閣が浮かび、
幻想的な風景を楽しむことができます。
お城の眼下には、城下町の街並みに沿うように
かつては多くの高瀬舟が行き交っていた、一級河川の高梁川が流れています。
高原地帯ではピオーネなどのブドウや
トマト、備中小豆、ぎんなんなど様々な農作物が栽培されています。
城下町らしい伝統の和菓子や
山の幸・川の幸を使った特産品をぜひご賞味ください。